車を乗り換えるならサブスクがおすすめ！メリットやサービス内容を紹介

車を買い替えたいと思ったときにやることといえば、新車や中古車を販売している店舗を訪れることではないでしょうか。

車は購入して所有することが一般的ですが、その場合保険や車検といった維持費など、買い替え後もさまざまな費用がかかりますよね。

今では当たり前となった音楽のサブスクのように、車も定額で乗ることができるサービスが登場しているのをご存じですか？

月額料金に保険などの費用が含まれており、家計の見通しが立てやすく、ネット契約で気軽にカーライフを楽しめると注目を集めています。

車を買い替えるときは何をすればいいの？

車を買い替えるときは、乗っていた車の売却や廃車手続き、保険の変更・解約手続きなど、さまざまな手続きが必要になります。

すでに支払った自動車税についても、期間が残っていれば、還付されるのか気になりますよね。では、どのようなステップを踏んで、車を買い替えれば良いか説明しましょう。

乗っていた車について

乗らなくなった車については、買い替えるディーラーで下取りに出したり、中古車買い取り専門の業者に売却したりする方法があります。また、買取価格がつかない場合は、廃車手続きをする必要があるので業者に依頼しましょう。

納付済みの自動車税については、廃車の場合は還付制度が適用されますが、売却の場合は適応されず、買取業者が査定額に含めて算出するのが一般的です。

自動車保険

車には、車に乗る人すべてが加入する義務がある自賠責保険と、自分で補償内容を選んで加入する任意保険があります。車を手放したときに、必要な手続きや返金などについて説明しましょう。

＜自賠責保険＞
自賠責保険は廃車にした場合のみ返金があり、下取りに出したり売却したりしたあとに、業者がその車を再販する予定があれば、保険期間が残っていても自賠責保険は返金されません。

また、廃車の場合の返金でも、日割り計算ではなく1ヶ月未満の日数は切り捨てされてしまうので、廃車手続きを行ったら、できるだけ速やかに解約手続きを行いましょう。

＜任意保険＞
任意保険については、車を手放す前に加入している保険会社に電話し、解約手続きや返金方法について、または、乗り換え後も同じ保険を利用する場合の手続きについて確認しておきましょう。

通常、乗っている車を手放して次の車に乗り換える場合、すでに加入している任意保険を引き継ぐかたちとなります。

保険料は新しい車の大きさや運転者の条件によって異なりますが、保険料が高くなれば追徴され、安くなれば返金されるのが一般的です。

車庫証明

新しい車を以前と同じ駐車する場合も、車庫証明の内容変更が必要になります。ディーラーや中古車販売店で購入する場合は、手数料を支払えば車庫証明の手続きをしてもらえることが大半です。

もし、ご自身で手続きされる場合は、管轄する警察署の窓口に電話をして、必要書類や手続きの方法について確認しましょう。

乗り換えのときの購入方法は？

乗り換えの時期がきたときは、ディーラーや中古車販売業者で購入する方が多いですよね。車を購入すれば、自分の財産となり、カスタムなども自由に施せるなどのメリットがあります。

しかし、車買い替え後にも保険料や税金・車検など維持費が必要で、ローンを組んだ場合には注意点があります！「計画性をもって組んだから大丈夫」と思っていたローンでも、毎月の支払以外の出費に悩まされる方もいます。

また「もう少し大きい車が良かった」「もっと安全性能が良い車が発売された！」など、車買い替え後に後悔したことはありませんか？購入して何年もたたない車を手放すのは、もったいないうえに現実的に難しいですよね。

車に関する出費を毎月定額で抑えたい方や、常に安全性の高い新しい車に乗りたい方で、カスタムできなくても問題ないといった方には、車のサブスクの利用も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

いろいろ乗ってみたいならサブスクがおすすめ！

車のサブスクって？

音楽をサブスクで楽しむように、車も定額で利用できるサブスクがあります。ガソリンや駐車場のお金は自己負担ですが、頭金や保険・車検など車に関するもろもろの費用込みで、月々定額を支払って車を使用することができます。

最新式の車を選ぶことが可能なサブスクもあり、数年単位で車を買い替えた人にはとってもお得なサービスです。 サブスクを利用して車に乗るうえで、知っておきたい注意点もあります。

自身の所有物ではないので車のカスタムはできず、走行距離の上限が決まっている場合もあり、超過した際に追加料金が発生することがあります。

ご自分のカーライフに合ったサブスクかどうか、きちんとチェックしておきましょう。

サブスクは車を購入するよりお得？

車を購入するのとサブスクを利用して乗るのとでは、どちらがお得なのか気になりますよね。今から、車のサブスク「KINTO ONE（キントワン）」の支払いシミュレーションを使用して「ヴォクシーZS“煌Ⅱ”GAS2.0L 2WD(7人乗り)」を、3年・5年・7年間乗った場合の支払い額について見てみましょう。

運転手の年齢を限定しない条件で、サブスク・現金一括払い・自動車ローンの場合で比較します。

なお、現金一括払い・自動車ローンについては、期間終了後に車を下取りに出した場合の算出方法になっています。

3年	月額 （⑥÷36ヶ月）	①車両・オプション代	②税金・諸費用 （自賠責・自動車税等）	③任意保険 メンテナンス	④分割払い 手数料	⑤3年後の 下取り価格	⑥３年後の 総支払額 （①＋②＋③＋④－⑤）
KINTO ONE	59,950円	利用料に含む	利用料に含む	利用料に含む	利用料に含む	―	2,158,200円
現金一括払い	87,682円	3,355,000円	247,940円	1,063,365円	―	1,509,750円	3,156,555円
銀行ローン※	初回94,428円 2回目以降95,000円	3,355,000円	247,940円	1,063,365円	264,873円	1,509,750円	3,421,428円

5年	月額 （⑥÷60ヶ月）	①車両・オプション代	②税金・諸費用 （自賠責・自動車税等）	③任意保険 メンテナンス	④分割払い 手数料	⑤5年後の 下取り価格	⑥５年後の 総支払額 （①＋②＋③＋④－⑤）
KINTO ONE	55,770円	利用料に含む	利用料に含む	利用料に含む	利用料に含む	―	3,346,200円
現金一括払い	71,316円	3,355,000円	374,950円	1,555,502円	―	1,006,500円	4,278,952円
銀行ローン※	初回79,425円 2回目以降78,700円	3,355,000円	374,950円	1,555,502円	443,773円	1,006,500円	4,722,725円

7年	月額 （⑥÷84ヶ月）	①車両・オプション代	②税金・諸費用 （自賠責・自動車税等）	③任意保険 メンテナンス	④分割払い 手数料	⑤7年後の 下取り価格	⑥7年後の 総支払額 （①＋②＋③＋④－⑤）
KINTO ONE	52,580円	利用料に含む	利用料に含む	利用料に含む	利用料に含む	―	4,416,720円
現金一括払い	68,265円	3,355,000円	501,960円	2,212,797円	―	335,500円	5,734,257円
銀行ローン※	初回79,372円 2回目以降75,700円	3,355,000円	501,960円	2,212,797円	628,215円	335,500円	6,362,472円

どの年数を比較してみても、サブスクを使用した場合が月々の支払いが少ない結果に！

「今は子どもがいて大きな車が必要だが、数年後に独立したら小さな車に買い替えたい」や「もう数年で運転をやめようと思うが、車が壊れてしまった」などというときには、サブスクはとても便利です。

おすすめのサブスクをご紹介！

車のサブスクがお得なことがわかったところで、おすすめのサブスクを3つご紹介します。

KINTO ONE（キントワン）

KINTO ONEでは、トヨタ・レクサスの新車を定額で利用することのできるサブスクです。車両費用はもちろん、税金や車両保険付きの任意保険・メンテナンス費用などが含まれています。

トヨタやレクサスの正規販売店でメンテナンスを受けられ、WEBで簡単に申し込めるのも魅力です。

KINTO ONE

Click Mobi（クリックモビ）

日産が提供しているClick Mobiは、WEBで申し込みをすれば自宅に車を納車してくれます。

3年・5年・7年の3つの契約期間を選ぶことができ、税金や車両費用などももちろん含まれているので、月額料金のみでカーライフを楽しむことができます。

Click Mobi

NOREL（ノレル）

NORELでは、中古車買い取り業者「ガリバー」の取り扱う車の中から、NORELサービス対象の車を月額料金のみで利用することができます。

全国規模のガリバーだけあって、軽自動車から高級車まで、選べる車種が豊富なところが魅力です。

NOREL

まとめ

車を『乗り潰すか買い替えか』によって変わってきますが、車のカスタムなどはできなくても数年で車を乗り換えたい方には、サブスクの利用がおすすめです。

大手の車メーカーが運営しているサブスクも多く、安心して利用できるうえに、駐車場やガソリンなどの費用以外は定額なので、支出管理もしやすくなります。

ライフスタイルが多様化している今、ご自身に合った快適なカーライフを過ごせるように、いろいろな乗り方を検討してみてはいかがでしょうか。